カテゴリー別アーカイブ: 日記

屋嘉比工業のよもやま話~やりがい~

みなさんこんにちは!

合同会社屋嘉比工業の更新担当の中西です!

 

~やりがい~

 

ミリ単位の精度で、暮らしの質を底上げする仕事

アルミサッシは、ただの“枠”ではありません。断熱・遮音・採光・防犯・換気――建物の快適性と安全性の多くが、窓・建具の性能と納まりで決まります。
工場で形材を切り、穴を開け、表面を仕上げ、ガラスや金物と組み上げる。現場に届け、躯体と一体に納める。その全行程を支えるのがアルミサッシ加工業です。ここには、ものづくりの手応えと社会的な意義が凝縮されています。今日は現場目線で「やりがい」を10の観点にまとめます。


1|形が街に残る、成果が見える

完成した建物の前を通るたび、「このファサードのライン、あのコーナーは自分たちが納めた」と実感できます。住宅の内窓から超高層の大判サッシまで、手をかけたものが何十年も使われ続けるのは、ものづくり冥利に尽きます。


2|“数字”で暮らしを良くする手応え

U値、η値、気密等級、耐風圧、遮音等級――性能が数字で示される世界です。
「窓を替えたら結露が止まった」「テレワークの音問題が解決した」など、生活の不満が指標と改善で結び付く。成果が可視化できるから、改善・提案のやりがいも大きい。


3|ミリ単位の精度を積み上げる快感

切断長±0.5mm、穴位置±0.3mm、直角度・平面度の管理、パッキンの角処理、ドレインの通り…小さな精度の積み重ねが、スムーズな開閉や水密に直結します。
「良い納まりは触っただけで分かる」――手に伝わる精度を日々磨けるのは職人冥利です。


4|“図面の矛盾”を解きほぐす知的パズル

意匠・構造・設備の要件が交錯する開口部。納まり図に潜む矛盾を見抜き、代替ディテールで“現実解”をつくる
たとえば「外壁の通気層を切らずに二次防水を連続させる」「意匠見付けを保ちつつ下端の水切り勾配を確保する」など、設計と現場をつなぐ翻訳力が光ります。


5|デジタル×手仕事のハイブリッドが面白い

BIMから開口属性を取り込み、CAD/CAMでマシニングを回す一方で、最後の仕上げは手
CNCのネスティング最適化、バーコードでの部材トレース、画像検査の導入…。先端と手仕事の境界に立てるのは、この業種ならではの醍醐味です。


6|“安全・品質で守る”社会的意義

強風・豪雨・地震・侵入に対し、窓は建物の弱点にも砦にもなる部位。
適切なアンカー、耐風補強、ガラス仕様、防火・防煙配慮――見えない安全を確実に仕込む責任は重い。しかし、その分だけ誇りが持てます。


7|お客様の声がダイレクトに届く

新築の引き渡し、リフォームの内窓取り付け…。
「朝の冷え込みが違う」「子ども部屋が静かになった」――生活者の変化が目の前で起きる。B2Cの近い距離感は、日々の励みになります。


8|チームで達成する一体感

設計事務所・ゼネコン・ビルダー・ガラス屋・シーリング・運搬・現場監督…多職種で一つの納まりを作る
工程表を共有し、スロット搬入を合わせ、吊り込み・墨出し・シールまで連携。**時間に“間に合わせる”のではなく“間に合うように設計する”**チームワークに、現場ならではのやりがいがあります。


9|キャリアの広がりが見える

  • 加工スペシャリスト:治具設計、段取り改善、品質基準の整備

  • 現場エンジニア:納まり提案、工程・安全、クレームの根因解析

  • プリセールス/積算:性能・コスト・工期の最適解提示

  • デジタル推進:BIM連携、トレース、検査DX
    手を動かす力も、設計・提案力も伸ばせる多彩なキャリアが用意されています。


10|地域と地球に効く“実装型サステナ”

内窓やカバー工法で既存ストックの断熱を底上げし、エネルギー費の削減や健康被害の軽減に貢献。
再生アルミや低VOC塗装、リターナブル梱包、現場のごみ削減など、日々の選択が確実にCO₂を減らす。社会課題の解決を“製品で実装”できる達成感があります。


ちいさなケーススタディ:やりがいが生まれた瞬間

課題:築35年の集合住宅。冬の結露・カビと騒音に悩む。
対応:内窓+Low-E複層、引違い上枠の気密アジャスト、ドレイン清掃と下枠レベル調整、居室ごとに把手高さを最適化。
結果:結露ほぼ解消、夜間騒音も体感で1段階低下。住民アンケートで「寝付きが良くなった」「朝の暖房立ち上がりが早い」。
やりがい数字(U値・等級)と暮らしの実感が一致したとき、チーム全員に“手応えの拍手”が届きます。


やりがいを支える3つの習慣(現場Tips)

  1. 納まりはA4一枚に:断面スケッチ+寸法+防水の連続性+固定位置。誰が見ても迷わない。

  2. 検査は“数値+写真”:寸法・直角度・膜厚・気密測定値と、危なかった箇所の写真をロットQRに紐づけ。

  3. 工程は“時間で合流”:搬入スロット予約、仮置き動線、吊り込み順。時間の設計が現場のストレスを消します。


新人さんへ:最初の90日で身につけたいこと

  • 道具の基礎:トリマ・マシニング・タップ・リベット・トルク管理

  • 防水の原則:一次・二次の連続、上勝ち、逃げ勾配、ドレインの通り

  • 安全の型:刃物・切粉・耳栓・手袋、昇降足場の基本

  • 言葉の共通化:納まり記号、アンカー種、ガラス記号、パッキン名
    最初に**“言葉と原則”**を掴めば、現場の理解が一気に進み、やりがいの速度も上がります。


結び――“窓を変えると、暮らしが変わる”

アルミサッシ加工業のやりがいは、精度×安全×性能で日常をよくするところにあります。
手で触った一枚が、家庭のあたたかさや静けさ、街の美しさ、建物の寿命をそっと支える。
今日は一本の切断、ひとつの穴位置、一本のビス。その小さな正確さが、明日の大きな快適をつくります。
この仕事は、誇れる。あなたの手が、確かに世界を少し良くしています。

 

 

 

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屋嘉比工業のよもやま話~変遷~

みなさんこんにちは!

合同会社屋嘉比工業の更新担当の中西です!

 

~変遷~

 

工場で押出されたアルミ形材が、切断・加工・表面処理・組立を経て一つの窓・建具となり、街の熱環境と暮らしの安全を支えます。
そのアルミサッシ加工業はいま、性能要求の高度化脱炭素の潮流デジタル化、そして**既存ストックの改修需要(リノベ)**という四つの波を同時に受けています。本稿では、現場と経営の両方の視点で「何がどう変わり、何に備えるべきか」を整理します。


1|社会の変化が“窓”に集約される

  • 省エネ・健康志向:断熱・気密の底上げは、エネルギー費用の高止まりや健康被害(結露・カビ)対策とも直結。窓は外皮の“弱点”から“主役”へ。

  • 災害・レジリエンス:台風・線状降水帯・猛暑が常態化。耐風圧・水密・遮熱・日射制御への要求が上がり、可動ルーバーや外付け日射遮蔽の組み合わせ設計が増加。

  • 人口動態と働き方:人手不足のなかで現場工期は短縮傾向。ユニット化・プレ組立が進み、加工側に“現場段取り力”が求められる。

  • 既存ストックの刷新:新築偏重から、既存住宅・オフィスの**断熱改修(カバー工法・内窓)**が主戦場に。共用部や意匠制約の強いマンションで“納まり妙技”が価値になる。


2|性能の高度化:断熱・気密・耐風・遮音の再定義

  • 断熱サーマルブレーク(樹脂障子・樹脂スペーサ等)+Low-E複層は標準に。寒冷・準寒冷地や高性能住宅ではトリプル/真空複層への置き換えが進む。

  • 気密・水密:パッキン材の材質・形状最適化、角部処理・ドレイン経路の設計が歩留まりを左右。検査は差圧・散水・外観の三点で数値化。

  • 耐風圧:中高層・海岸部・開口大判化に伴い、補強リブ・中桟・金具強度の見直しとアンカー・躯体連結の標準図が必須。

  • 遮音・防犯合わせガラス+中空層の組合せやCP性能を“物件仕様”としてパッケージ化。騒音・侵入・プライバシーの三題噺を同時に解く。


3|表面処理と意匠:長寿命化とメンテ性

  • アルマイト:耐候・耐食性は高いが色域は限定。建築意匠との調和に粉体塗装を併用し、フッ素系粉体で塩害地に対応。

  • 塗装環境六価クロムフリー低VOC回収・再利用のプロセス整備が評価項目に。塗膜厚・付着性・色差はロットで記録。


4|デジタル化:一品生産を“量産の精度”で

  • BIM連携:建築モデルから開口情報を取り込み、品番・サイズ・性能属性を自動展開。干渉チェックや躯体納まりを前倒しで解決。

  • CAD/CAM・CNC:切断、マシニング、端面加工、穴あけ、タップをNCプログラムで一気通貫バーコード/RFIDで部材トラッキング。

  • 歩留まり最適化:**ネスティング(取り都合)**自動化で端材率を削減。形材端材は再ロット化し“部材バンク”で可視化。

  • 品質トレース検査値・膜厚・気密測定・外観NG写真をロットQRに紐づけ、引渡し書類をデジタルで提供。


5|工場の変革:人手不足下の“段取り勝負”

  • セル生産×治具化:型替え時間(SMED)を短縮し、短尺多品種でもタクトを維持。位置決め治具・自動ネジ締め・自動切粉回収でムダとケガを同時に減らす。

  • 教育と安全:新人立上げは15〜30分の動画SOP+現場OJT。切粉・バリ・耳栓・エアブローなどヒヤリハット共有を日常化。

  • 外注戦略:繁忙期は組立ユニットの外注表面処理の分散でボトルネックを解消。品質境界(検査項目・責任分界)を文章化する。


6|サプライチェーンと環境:再生材・LCA・EPD

  • 再生ビレット(PCR)再生材比率の明示が入札・民間発注の評価軸に。外観安定のため“見え掛り/非見え掛り”で層構成を設計

  • LCA/EPD:製品のCO₂原単位を算出し、ガラス・金具・搬入距離まで含めた“窓の炭素”を提示。

  • 梱包・運搬フラットパック・リターナブルで廃材削減。ユニット化により現場発生ゴミも抑制。


7|現場側の期待:ユニット化・施工性・工程同期

  • ユニット化シーリング・バックアップ材・金物取付を工場内で完了し、現場は“吊って留めるだけ”。

  • 納まり標準図カバー工法・内窓・躯体補修のバリエーションを図面化し、監督への説明を容易に。

  • 工程同期:搬入はスロット予約、据付はスパン順序でバラして供給。現場のクレーン・ゴンドラと時間で合流する。


8|リノベ市場で勝つ:内窓・カバー工法・共用部対応

  • 内窓:既存枠を活かし断熱・遮音を短時間で改善。段差・方立、カーテン干渉の標準解を持つ。

  • カバー工法:雨仕舞い(上勝ち・二次排水)、既存歪みへの追従躯体アンカーの健全性が肝。

  • マンション:共用部扱いの管理規約解釈承認図一式をセット提案できる企業が強い。


9|スマート&ウェルビーイング:窓の価値拡張

  • 電動開閉・スマートロックCO₂センサー連動換気日射追従のブラインドなどで、窓を“設備”として提案。

  • ユニバーサルデザイン把手高さ・操作力・ソフトクローズ段差3mm以下など高齢者・子どもに配慮。

  • 日射・眩しさ制御可視光透過率の選定と外付け日射遮蔽の併用で、夏のピーク負荷を低減。


10|海外材・価格変動へのレジリエンス

  • 原料価格(アルミ地金・エネルギー)の変動に備え、価格スライド条項やヘッジを検討。

  • 輸入サッシとの競合では、地域の風荷重・塩害・施工慣習への“現地適合”を武器に。アフター対応・納まり支援で差別化。


11|品質保証:数値と証跡で“言える品質”へ

  • 試験耐風圧・水密・気密・遮音・操作力を規格に準拠して測定。試験片と量産品の差異はFMEAで潰す。

  • 検査のDX:外観NGは画像判定+人の最終チェック膜厚・硬度は自動記録。ロットQRに証跡を束ねて引渡しへ。


12|現場で使えるチェックリスト(抜粋)

設計・見積

  • 断熱・気密・耐風・遮音の要求性能を明文化

  • 躯体納まり図(断面)と雨仕舞ディテールを承認取得

  • 施工性(搬入経路・取付手順・足場条件)を見積に反映

製造

  • ネスティング最適化で端材率△%以下

  • 重要特性(寸法・直角度・平面度・穴位置)を自動記録

  • 表面処理ロットの色差・膜厚・付着性OK

現場

  • スロット予約・荷姿・仮置きスペース確保

  • 取り合い部の躯体精度確認(±許容)

  • 防水一次・二次の連続性、ドレイン経路の目視確認


90日アクションプラン

0–30日

  1. 主力3仕様(新築/カバー/内窓)の標準納まり図セットを整備。

  2. 工場の動画SOP(切断・マシニング・組立・検査)を各5〜8分で作成。

  3. ネスティング設定を見直し、端材率のベースラインを確定。

31–60日

  1. BIM連携テンプレ(属性:サイズ・性能・品番)を整備し、設計事務所と試行。

  2. ロットQRで検査値・色差・膜厚・外観写真を紐づけ、デジタル引渡しを開始。

  3. リノベ案件向けに管理規約・承認図の雛形を用意。

61–90日

  1. 再生材比率・LCAの簡易EPDシートを作成(対外説明用)。

  2. 現場搬入はスロット予約+ユニット化を2件で実証。

  3. クレーム上位2件(例:傷・雨仕舞)をFMEA→恒久対策で閉じる。


結び:窓は“外皮の穴”から“建物のOS”へ

アルミサッシ加工業は、もはや“形材を切って組む”だけの産業ではありません。
性能(断熱・気密・耐風)を設計し、脱炭素を数字で語り、デジタルで一品生産を回し、リノベを工程で支える。
この四拍子をそろえた企業が、価格競争から価値競争へシフトします。

次の物件で、まずは「納まり標準化」「ユニット化」「デジタル証跡」の三点から。
窓を変えれば、建物の未来が変わる。 その主役は、現場と工場をつなぐあなたの段取りです。

 

 

 

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屋嘉比工業のよもやま話~海外で注目?!~

みなさんこんにちは!

合同会社屋嘉比工業の更新担当の中西です!

 

~海外で注目?!~

ということで、この記事では、海外での商業施設のサッシ取付工事における最新トレンドや革新技術、成功事例、課題と未来の展望について詳しく解説します♪

 

商業施設におけるサッシ(建物の窓枠やドア枠)は、建物の美観を向上させるだけでなく、断熱性や防音性、耐久性を提供する重要な要素です。

近年では、商業施設の機能性や環境性能が重視される中、サッシ取付工事は設計段階から建物全体の完成度に大きく寄与する技術として注目を集めています。

 


1. サッシ取付工事が注目される背景

 

1.1 商業施設に求められる多機能性

現代の商業施設では、単なるショッピング空間にとどまらず、多様な用途や機能が求められます。これに伴い、サッシも以下のような要件を満たすことが期待されています

 

  • 断熱性と省エネ性: 冷暖房効率を高め、エネルギーコストを削減。
  • 遮音性: 屋外の騒音を遮断し、快適なショッピング環境を提供。
  • デザイン性: 建物の外観や内装と調和する美しい仕上がり。

1.2 環境意識の高まり

世界的な環境問題への関心の高まりにより、商業施設ではエコロジカルな建築が求められています。サッシの役割も以下のように拡大しています

  • 持続可能な素材の使用: リサイクル可能なアルミニウムや環境負荷の低いガラスが主流に。
  • 自然光の活用: エネルギー消費を抑え、開放感を演出する大規模ガラス窓の設置。

1.3 大規模プロジェクトの増加

都市部の再開発やランドマーク的な商業施設の建設が増加する中、複雑で高度なサッシ取付工事が求められています。

 


2. 海外でのサッシ取付工事のトレンド

2.1 モジュール工法

事前に工場で組み立てられたサッシを現場に運び、設置するモジュール工法が注目されています。

  • メリット
    • 作業時間の短縮。
    • 一貫した品質の確保。
    • 大規模プロジェクトでも効率的な施工が可能。

 

  • 成功事例
    • ドバイのショッピングモールでは、巨大なガラスパネルのモジュール工法が採用され、工期短縮に成功。

2.2 ダブルスキンファサード

外壁と内壁の間に空気層を設けた「ダブルスキンファサード」が、サッシ工事の新たな標準となりつつあります。

  • 特徴
    • 優れた断熱効果でエネルギー効率を向上。
    • 内部の自然換気を促進。

 

  • 成功事例
    • フランスの商業施設では、ダブルスキンファサードが採用され、年間エネルギー消費を30%削減。

 

2.3 アルミとガラスのハイブリッドフレーム

アルミニウムと高性能ガラスを組み合わせたハイブリッドフレームが、デザイン性と機能性を両立しています。

  • メリット
    • 軽量で耐久性が高い。
    • 大規模なガラス面を実現可能。

 

  • 成功事例
    • ロンドンの複合商業施設で、ハイブリッドフレームが採用され、建物全体が明るく開放的な空間に仕上がりました。

2.4 スマートサッシ

IoT技術を取り入れたスマートサッシが登場し、商業施設の管理効率を向上させています。

  • 特徴
    • 温度や湿度、光量を自動調整。
    • センサーを利用した安全管理。

 

  • 成功事例
    • アメリカの大型ショッピングモールでは、スマートサッシを導入し、建物全体のエネルギー管理を自動化。

 


3. 海外の商業施設における成功事例

 

3.1 ドバイ・モール(アラブ首長国連邦)

世界最大級のショッピングモールであるドバイ・モールでは、複雑なサッシ取付工事が行われました。

  • 特徴
    • 巨大なガラス天井が自然光を取り込み、開放感を演出。
    • モジュール工法を採用し、効率的に施工。

 

  • 成果
    • 持続可能な設計が評価され、環境認証を取得。

 

3.2 ザ・ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ(シンガポール)

シンガポールのランドマーク的商業施設では、環境に配慮したサッシ工事が行われました。

  • 特徴
    • ダブルスキンファサードで自然換気を促進。
    • 再生可能なアルミニウムフレームを採用。

 

  • 成果
    • 建物全体のエネルギー消費を大幅に削減。

3.3 アップルストア・ミラノ(イタリア)

アップルストア・ミラノでは、サッシがデザインの主役となる革新的な工事が行われました。

  • 特徴
    • ガラスサッシを使ったシンプルで洗練された外観。
    • 組立式のガラスフレームで、現場作業を効率化。

 

  • 成果
    • デザイン性と機能性を兼ね備えた店舗が完成。

 


4. サッシ取付工事における課題

 

4.1 高度な技術の要求

複雑なデザインや大型ガラスを扱う場合、専門的な技術が求められます。

  • 対策
    • 熟練した作業員の育成。
    • 最新技術の研修や導入。

4.2 環境への配慮

商業施設の建設では、資材の廃棄やエネルギー消費が問題となります。

  • 対策
    • 再生可能な素材の採用。
    • 省エネ型サッシの設計。

4.3 コストの上昇

高度な技術や高品質な素材を採用することで、コストが増大する可能性があります。

  • 対策
    • 効率的な施工方法の導入。
    • 長期的なエネルギーコスト削減による回収を視野に入れた設計。

 


5. サッシ取付工事の未来

5.1 3Dプリンティング技術の活用

3Dプリンティングによるサッシの製造が普及すれば、複雑なデザインのフレームがより短期間で作成可能になります。

 

5.2 自動化とロボティクス

ロボットを活用した自動化施工により、作業効率と安全性がさらに向上するでしょう。

5.3 バイオマテリアルの採用

環境に優しいバイオマテリアルを使ったサッシが主流となる可能性があります。

 


サッシ工事が商業施設の未来を形作る

商業施設におけるサッシ取付工事は、建物の美観、機能性、持続可能性を支える重要な要素です。

最新の技術やトレンドを取り入れた工事は、訪れる人々に快適さと感動を提供し、施設の価値を高めます。

これからの商業施設建設において、サッシ取付工事の技術革新と環境配慮はますます重要な役割を果たしていくことでしょう。

未来のランドマークとなる建物を生み出すその一翼を担う、サッシ工事の進化に引き続き注目していきたいものです。

 

 

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屋嘉比工業のよもやま話~魅力~

みなさんこんにちは!

合同会社屋嘉比工業の更新担当の中西です!

 

~魅力~

ということでわが社の業務の一つであるアルミサッシの加工について少しご紹介させていただきたいなと思います♪

 

1. デザインの自由度を高める加工技術

アルミサッシの加工において、デザインの自由度を高める要素には、複雑な形状の切削や曲げ加工が含まれます。

アルミは柔軟性と加工性に優れた素材で、レーザー加工技術や3D加工技術を駆使することで、従来のシンプルな枠組みだけでなく、曲線的で個性的なデザインや、装飾性を高めたサッシが実現可能です。

これにより、店舗のエントランスやショーウィンドウを一層目を引くものにできます。

 

また、アルミニウムの表面処理も多様です。

アルマイト加工や粉体塗装により、光沢を抑えたマットな仕上げや、ウッド調やメタリック調の質感を施した表面仕上げが可能です。

例えば、ナチュラルなカフェにはウッド調アルミサッシ、高級ブティックにはメタリックな仕上げのサッシを用いることで、空間全体の雰囲気に調和させることができます。

 

2. 耐候性とサステナビリティ

アルミサッシの耐久性は、耐候性の高さに由来しています。

雨風や紫外線に強いアルミサッシは、特に店舗の外部に設置される部分で長期間使用するのに適しています。

これに加え、アルミニウムはリサイクル性が高く、廃材としてもほぼ100%再利用が可能です。

近年、サステナビリティが重視されるなかで、エコフレンドリーな素材としても評価されており、環境配慮型の店舗づくりを目指す企業にとっても理想的な選択肢となっています。

 

さらに、表面の腐食や劣化を防ぐために耐候性の高い表面処理技術も進化しており、長期間の使用においても美観を損なわないのが魅力です。

これにより、メンテナンスコストも抑えられ、長期的なコストパフォーマンスにも優れています。

 

3. 断熱性能と複層ガラスによる省エネ効果

アルミサッシは、複層ガラスや断熱材との組み合わせによって断熱性がさらに高まります。

複層ガラスは、2枚のガラスの間に空気層やアルゴンガスを封入し、熱伝導率を低く抑える構造です。

特に日本の四季がある気候では、冬の冷気や夏の熱を室内に入れないことが店舗内の快適性に直結します。

断熱性を高めることは、顧客の居心地を改善するだけでなく、冷暖房の効率を上げ、電力消費の削減にもつながります。

 

また、アルミサッシと組み合わせることで、太陽光の遮断率をコントロールできるLow-Eガラスも人気です。

これにより、日差しが強い場所にある店舗でも直射日光による温度上昇を抑え、快適な温度環境を提供できるため、顧客満足度の向上が期待されます。

 

4. 防犯性の確保と安全性能

アルミサッシは、厚みや構造の工夫により防犯性能を向上させることができます。

店舗の防犯対策としては、ガラスが割れにくい防犯ガラスと組み合わせた強固なサッシや、多重ロック機能を備えた製品が選ばれることが多く、夜間や閉店時の安全性を確保できます。

さらに、最近ではスマートロックとの連携が可能なアルミサッシも登場しており、リモートで施錠や解錠の管理ができるようになっています。

これにより、店舗オーナーやスタッフが安心して店舗運営を行うことができ、またセキュリティが強化されることで顧客に対する信頼感も向上します。

 

5. 光と風をコントロールする機能性

アルミサッシを使うことで、店舗空間の「光」や「風」を自在にコントロールできる点も大きな利点です。

大きなガラス面を持つアルミサッシを採用することで、自然光を取り入れた明るい店舗空間が実現します。

特に、採光が重要なカフェやレストラン、また商品がよく見えるようにしたいアパレル店舗などでは、自然光を効果的に活用することで店内の雰囲気を高めることができます。

また、通気性を持たせる設計も可能で、開閉可能なアルミサッシやスライド式のサッシは、風通しを良くし、店内の空気の流れを改善します。

これにより、店舗内の空気が清浄化され、顧客やスタッフが快適に過ごせる空間を提供できる点も、アルミサッシの魅力です。

 

6. 防音効果の強化と顧客体験の向上

アルミサッシは、防音ガラスと組み合わせることで、騒音の多い場所に位置する店舗でも、静かな空間を提供できます。

道路沿いや繁華街にある店舗では、外部の騒音をシャットアウトすることが顧客の居心地に直接影響します。

防音性を高めることで、顧客が商品やサービスに集中できる環境を提供することができ、接客業の質を向上させることができます。

 

7. 店舗ブランディングへの貢献

最後に、アルミサッシは店舗のブランディングにも大きく貢献します。

店舗の第一印象を決めるエントランスやショーウィンドウにおいて、アルミサッシは高級感や洗練された印象を与えることができるため、ブランドイメージを強く訴求できます。

ブランドカラーに合わせたカラーリングや、特注のデザインで他店舗との差別化を図ることも可能です。

デザイン性と実用性を兼ね備えたアルミサッシは、ブランドの個性を反映させた空間づくりに貢献します。

 


アルミサッシの加工は、デザイン性、耐久性、断熱性、防犯性、環境配慮など多くの点で現代の店舗設計に欠かせない要素となっています。

最新の技術を活かした加工方法により、アルミサッシは従来の枠を超えたカスタマイズが可能となり、店舗ごとの個性や機能性を引き出すことができます。

さらに、断熱や防音といった性能が顧客体験を向上させるだけでなく、省エネやエコフレンドリーな選択肢としても店舗オーナーのニーズに応えます。

今後、店舗の魅力やブランディングをさらに高めたいと考えている方は、ぜひアルミサッシの加工に注目してみてください。

専門の施工業者と相談することで、理想の店舗空間が実現できるでしょう。

 

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